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管理栄養士の相談ブログ
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食物アレルギー・栄養管理・スポーツ・慢性疲労 その他色々と食の相談を受けているある管理栄養士のブログです。

ナッツアレルギー(ラテックスアレルギーも少し説明しています)

2024.10.22

Q 友人が大人になってからクリのアレルギーと診断をされたようです。近々その友人と会う予定にしています。気を付けることはありますか。また、クリはナッツ類に属するようですが、松の実やからしもナッツに入るのでしょうか。ナッツ類とピーナッツ(落花生)は科目が異なることはわかりましたが、ひまわりの種などいまいち区分けがはっきりしません。簡単に教えてもらえますか。(20代 女性)

 

A.

食品にナッツと呼ばれる食品が多いですし、見た目がいずれも小さいものですと区分けが付きにくいと思います。まず、みなさんが種実類でわかりにくいとされる食品の一部を整理したいと思います。

 

種実類は、ナッツ類(木の実類)と種子類に分けられます。

【ナッツ類(木の実類)】・・・種子中の胚や胚乳部分を食し、周囲がかたい殻や皮に覆われている種子や果実

例)アーモンド、カシューナッツ、ピスタチオ、ペカン、ヘーゼルナッツ、マカデミアナッツ、くり、くるみ、ぎんなん等

 

【種子類】・・・果実以外の植物の種子を食用とする

例)ごま、かぼちゃの種、ひまわりの種、松の実、からし(マスタード)、えごま等

 

なお、除去に関しては原因となる種実と種実を含む加工食品を除去し、種実類を全てひとくくりにして除去する必要はないと考えられています。心配になる症状がある場合には、主治医に確認しておきましょう。ごまについては、種皮のついた粒の場合、そのまま排泄されやすく、すりごまや練りごまのみ摂取不可でもゴマ粒は症状が出にくい方もおられます。ごま油もたんぱく質含量が少ないため、摂取可能な方もいます。

 

種実類アレルギーの場合は、調味料、菓子、パン、飲料、ふりかけ、佃煮などに入っているケースがあるものの、表示義務対象食品ではないため、製造会社や販売食品に使用されているかどうかを確認しておきましょう。

 

クリにアレルギーがあった友人ですが、ラテックス・フルーツ症候群にり患していないか確認しておくことも大切です。天然ゴムラテックスアレルギー患者の30~50%で、天然ゴム製品に含まれるタンパク質成分と似たような構造をもつ食物を摂取することでアレルギー症状が出現する疾患です。その中で、クリも構造が似ているため、気を付けた方が良い食品です。他には、アボガド、バナナ、キウイ、パパイヤなどが特にアレルギー症状を引き起こしやすいハイリスク食品とされています。ハイリスクの食物以外では、りんご、セロリ、ニンジン、メロン、パパイヤ、ジャガイモ、トマトなどがラテックスアレルギーの患者さんがアレルギー症状を引き起こしやすい食品と報告されています。

 

ラテックスは日常生活の中で遭遇しやすい物質としては、おもちゃ、ハンドルグリップ、風船、帽子のゴム、輪ゴム、指サック、自転車や自動車の部品などが挙げられます。

 

上記内容で気にかかる症状がある場合には、医療機関を受診しておきましょう。近年はラテックスフリーの製品も増えてきております。ラテックスアレルギーの場合、仕事でゴム手袋を使用する場合には、躊躇することなくラテックスフリーの手袋を使用できないか交渉しましょう。

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