管理栄養士の相談ブログ
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食物アレルギー・栄養管理・スポーツ・慢性疲労 その他色々と食の相談を受けているある管理栄養士のブログです。
ナッツアレルギーについてご相談頂きました
2024.9.17
Q 今まで問題なく、料理や酒のつまみとしてカシューナッツを食べていました。先日、残業で夜遅くに帰宅した際にビールと共にカシューナッツを食べていたら、口唇の腫れと喉が詰まった感じがあり焦りましたが、時間と共に落ち着いたため、翌朝アレルギー科を受診しました。検査をしたところ、カシューナッツアレルギーで今後カシューナッツの摂取を控えるように話がありました。だた、ピーナッツやマカデミアナッツなどナッツ類が好物なのですが、ナッツとつく食べものは全て控えたほうがよいでしょうか。(30代 男性)
A
ナッツとつく食べものが多くて困惑してしまいますよね。ご自身で他の食品でアレルギー反応らしい症状がなく、主治医からカシューナッツ以外の除去の指示がなければ、ナッツをひとくくりにして除去される必要はありません。
下記表を参考にしてみてください。
| マメ科 | ピーナッツ(落花生) | |
| 種実類 (ナッツ類) |
バラ科 | アーモンド |
| ヤマモガシ科 | マカデミアナッツ | |
| カバノキ科 | ヘーゼルナッツ | |
| ウルシ科 | カシューナッツ、ピスタチオ | |
| クルミ科 | くるみ、ペカン(ピーカン) | |
| ブナ科 | クリ |
まず、上記の表で紹介しているように、ピーナッツは「ナッツ」とついてもマメ科の食物のため、ナッツ類の仲間ではありません。ピーナッツのアレルギーがなく、主治医からも除去の指示がないようでしたら、召し上がって頂いて構いません。また、ナッツ類についてもアレルギー症状がない場合は、全て避ける必要はありません。
なお、カシューナッツはウルシ科に属し、ピスタチオとアレルゲンの構造が似ており、ピスタチオにもアレルギーになる確率が非常に高いと報告されています。カシューナッツの除去の指示がある場合に、ピスタチオも控える方もおられますので、主治医に確認しておきましょう。
アレルギー症状は寝不足、疲労でもアレルギー症状悪化の原因ともいわれています。ピスタチオを食べる際にはご自身の体調もみながら、慎重に食べるように心がけて下さい。ミックスナッツも様々なナッツが入っていますので、中身をよく見てから食べるようにしましょう。
近年、成人の食物アレルギー原因物質に木の実類が上位に挙がっています。このコラムを読んでいる皆さんの中で、ナッツ類を食べるとじんましんが出やすい、唇が腫れやすいなどの経験のある方は、一度医療機関を受診されておくことをお勧めします。










