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体験談

長男3歳のお母様より

氏名
北野様
ご住所
東京都中野区
年齢
母 32歳、長男 3歳(アレルギーと診断をされた当時は8ヶ月)
アレルゲン成分
乳製品全般 卵 大豆(特に油)、鶏肉 牛肉 豚肉 海老 蟹

平成21年度にいただいたお便りからご紹介します。

食物アレルギー等の診断を受けた時の心境

診断の後、母乳で育てていた私は長男と共に食事制限をすることになりました。

「アイスクリーム、ケーキ、シュークリーム、プリン、ビスケット、マヨネーズ、オムライス …… おいしいものをみんな食べれないのか…」

「2日前に、特売の卵を買ったばかりなのに……」

担当医の診断を聴きながらこんなことを考えていたことを覚えています。

そもそも生後6ヶ月頃から長男の胸やお腹、背中に1円玉位の大きさの茶色くカザガサした斑点が現れたことがきっかけでした。
手元の軟膏をぬってもよくならず近所の小児科医院に行ったところ、別の塗り薬をもらいましたが、よくなるどころかますます大きくなり、顔や腕にひろがっていきました。
かゆがって、かきむしって出血する。夜泣きも酷くなり私自身が徹底的な睡眠不足となってしまい「泣きたいのはこっちの方だ」そんな心境にもなりました。

とにかくアレルギー外来で診てもらおうと都区内の総合病院に受診をしました。
そこでは初診と言うことで問診票を記入しました。私、主人、それぞれの父母、祖父にアレルギー体質はなかったか?私は少し花粉症の気があるので、そのことを記載。その後、皮膚テストと血液検査を行いました。その結果が乳、卵、大豆その他が原因であるということでした。

当時の私は、恥ずかしながら「食物アレルギー」の知識がほとんどなく、担当医の食物アレルギーのメカニズムや他の説明も充分に理解ができませんでしたが、とにかく乳・卵・大豆(その他多数)を含む製品を食べないようにと指導を受けました。それらの成分を制限すれば長男の症状は回復して悪化(皮膚炎の拡大、アナフィラキシーショックなど)を予防できる、ということでした。

私は母や友人の栄養士から妊娠中から受授乳中は特に栄養豊富なものを食べるようにとお話を聴いていたので、何ともいえない違和感を感じました。
まあ、それでも乳や卵を食べることを止めたらよくなるのだろうと思い、除去食療法がスタートしました。
このときは「なんとかなるだろう」と、かなり甘く考えていました。

辻安全食品を知ったきっかけ

病院でカタログをもらいました。もらったときは中身をサッと目を通した程度。
住所は自宅の隣の区。通販もやっていましたが、近所なので一度行ってみようと思いました。

除去食品への抵抗はあったか?

抵抗は少なかったです。大げさな言い方をすると、人生には選択の余地などない抜き差しならない状況があると思います。
原因が特定されて、更にこのままの食生活を続ければ症状はどんどん悪化をする、という診断を受けたので「とにかくやらなくては」という一心でした。

高額な除去食品への抵抗

「しばらく除去食を続けよう」と思ったものの、改めて自宅の調味料(お醤油、みそ、サラダ油…、ソースは大丈夫か?)、冷蔵庫にある加工食品、買い置きのパンやお菓子、インスタント食品の原材料を改めてみると、食べられるものがほとんどないことに気付きました。
更に近所のスーパーマーケットやコンビニの品物を見てみると、こちらも「買える物がほとんどない」という状況でした。
例えば原材料の「植物油脂」という記載。たどっていくと最後の方に「大豆成分を含む」なる記載。制限をされた成分はいたるところに潜んでいる。

食べられるものはお米、野菜、お魚(お刺身やお寿司の生ものはできるだけさけるように言われた)、フルーツ(医師からはあまり食べないようにと言われた。)程度。しかも味付けは塩味中心。
特に贅沢な食事を望むことはありませんでしたが、あまりに偏った食事が続きそうなので困惑しました。本当に長男は発育していくのだろうか?それにしても卵や乳成分、大豆油を控えると言うだけで、こんなにも食べ物が制限されてしまうとは…

病院からもらった辻安全食品のパンフレットをみると、確かに牛乳や卵を使っていないパンやケーキ、お米で作ったお醤油・味噌、大豆油の混入のない植物油脂が豊富に載っていました。こんな食品もあるんだ…、と思うと同時に「少し高いな…」というのが印象的でした。

お店は自宅の最寄り駅から3個目の駅にあるということ。通信販売に少し不安があったのでとにかく行ってみようと。
荻窪駅から歩いて10数分、閑静な住宅街を歩いていくと辻安全食品の看板が見えました。マンションの奥にある店舗は、正直、少々入るのに抵抗を感じました。

お店は狭いけれど、加工食品、菓子、調味料、自然食品、書籍、石鹸、洗濯洗剤、衣類と豊富な品揃え。とりあえず価格のことは忘れて、私や長男が食べられるものがたくさんあることがとても素直に嬉しかったです。

若い栄養士さんが声をかけてくれて商品の案内や除去食をする上での調理のアドバイスを頂きました。随分と親切で商品の欠点まで含めて包み隠さず説明をしてくれました。こちらの質問、特に栄養面の不安にも栄養成分表を使いながら丁寧な回答をもらいました。また、少し心配をしていた「売り込み」的なことがなかったので安心感が増しました。
当日は基本的な調味料(卵をつかっていないマヨネーズがうれしかった)、お菓子(私用のもの)、パン(冷凍パンは初めてだったので少し驚いた)、食物アレルギーに関する書籍を購入。
栄養士さんによると辻安全食品では「お米や雑穀まで制限をされた方」が多く利用をされているとのこと(私たち親子は軽い方なのだろうか)。
長男の顔を見て「しばらくたいへんだと思いますが、小さい内にしっかりと耐性をつければ大きくなったときに健康になると思いますよ。」と声をかけてくれた。除去食を始めて以降、少し気持ちが沈んでいたこともあって嬉しかったです。

高額な除去食品の購入への抵抗は、信頼できそうなお店ということでやわらいだ気がしました。

除去食実施で良くなったこと

制限をされた食べ物を、まったく口にしなくなって数日後、最初に長男の目の周りのザラザラと痒みが消えてきました。さらに時間の経過と共に胸やお腹に出いていた湿疹も消えてきました。その代わり右足の太ももに湿疹が出始めましたが、こちらも以前のように悪化をすることはなかったです。はっきりと効果がわかるのはうれしいもの。食事制限は肉体的にも精神的にも負担がありましたが、やりがいを感じる瞬間でした。
もっとも、その後も長男の症状は一進一退をくりかえして、その都度、食物日誌を見ながら除去する食べ物をを広げたり狭めたりしました。

おまけに50kg後半だった体重が55kgに減少しました。動物性食品や油を使った料理をほとんど口にしなかったことや、野菜中心の食事の効果だろうと思いました。もちろん精神的なストレスも要因のひとつだろうから、健全なダイエットとは言えないのですが…
7、厳しい除去制限をどのように乗り越えたか。
当時の辻安全食品のカタログ冒頭に「アレルギーで良かったと思えるライフスタイルを作りましょう」という言葉がありました。初めて目にしたときは少し不快感を感じましたが、実際に食事制限を実施してみると「精神面」の調整が必要でした。

精神論的なお話ですが、とにかく気持ちを前向きにもっていかないと長期戦である食事療法の継続は難しかったと思います。
以下のようなことを自分に言い聞かせつつ過ごしていました。

  • 「嫌々実践をするのではなく、自ら選んだ選択肢として除去食を実践する」
  • 「食べられないものよりも食べられるものの数を考える。」
  • 「どんな食事でも美味しいと思って食べる」
  • 「必ず良くなると信じて肩の力を抜いて過ごす」
  • 「息子の良くなった姿や笑顔を思い浮かべながら料理をする」

また、お薦めなのは、料理をするときはアップテンポの明るい音楽を聴きながら取り組むこと。とにかく気持ちが前向きになるよう努めました。

家族や周りの人達との関係

長男の症状も良くなったと思えば、悪くなるといった一進一退を繰り返すうちに「食事制限なんてやめたら」と夫が言いました。除去食を実践し始めた当初、あまり良い顔をしていませんでした。もっとも、夫の食事と私と息子の食事を分けて用意する負担(かなり大きな負担でした)を心配しての言葉だったかもしれません。
その後、長男の症状が回復するにつれて理解と協力(主に辻安全食品までの運転)は得られましたが。

実家に帰省をしたとき、事前に辻安全食品から宅急便を手配してもらい「専用」の食材を送ってもらいました。他の家族や親戚に気を使わせるのがためらわれて私と長男は別の部屋で食事をせざるを得なかったのですが、母からは「なんでみんなと一緒に食べないの」という注意に始まり「栄養失調になるだろう」といった様々なご注意を頂きました。
私なりに一生懸命「除去食」や今までの経過、食物アレルギー、栄養について説明をしたのですが、あまり理解は得られませんでした。寂しいという気持ちより、疲労感の方が大きかったです。

辻安全食品を利用して良かったところ。

私は通販ではなく月に1~2回、お店に行っていました。顔見知りになった栄養士さんや社員の方々との会話は楽しみのひとつになっていました。
もちろん必要な食材が手に入るということが重要なのですが、精神的な拠り所となったところが良かったです。長男の成長や除去食の解除で食べられるものを家族のように喜んでくれたことが忘れられないです。

その他

最初は家族の食事を分けなければならない、外食ができない、近所のスーパーでの買い物は必要以上に原材料に気を使う、周りの理解が得られない… 体力面よりも精神的な負担が大きかったです。
ただ、ふり返ると「食という生活の抜本的な問題に真剣に向かいあった期間」であったことは間違いありません。ここ数年、マスコミ等で騒がれている「食の安全」よりももっと本質的な部分を考えぬいた期間でした。

食べ物が溢れている現代では自分と家族の体質に合った食べ物を見抜く「目利き」が必要だと思っています。
食べ物は人によって健康を増進したり、毒となったりします。「テレビで健康に良いと言っているから自分もやってみよう」ではなくて、自分自身で判断をすべきだと考えつつ、母親として家族の健康の担い手として毎日の生活を送っています。

長男の食物アレルギーがなければ食や健康について深く考えることもなく過ごしていたことと思います。約2年間の除去食生活は本当にたいへんだったけど、今となっては良い時期を過ごせたといえるかもしれません。

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