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体験記

平成23年度にいただいたお便りからご紹介します。

プロフィール

  • お住まい  大阪府
  • お母様 33歳 お子様 7歳(小学校1年生)
  • アレルゲン成分  卵、乳、鶏肉、小麦、大豆、そば、ごま、バナナ

入学時の準備や心配事

1歳半から通っていた保育園では、調理員さんと栄養士さんがいろいろ工夫してくださり、辻安全食品さんから品物を取り寄せてくださったり、息子の分だけ別に食べられるものを作ってくださったりしていました。

 小学校に入学するにあたって確認したところ、小学校では別メニューを作ったり、食べられないものを抜いたりということはしていないということでした(牛乳、パン、米については、申請すれば抜いただけ、給食費から減額されます)。

息子の進学した小学校には、その当時食物アレルギーの子が一人もおらず、学校も私も初めての食物アレルギー対応ということで入学前にはかなりの不安がありました。
入学前に、プリント3枚に食物アレルギーの説明、「インタール」服用について、症状がでたときの対応、不安なことについてまとめて2回ほど話し合いの場を作って頂きました。
学校でもいろいろ調べて頂き、インターネットで給食の食材の原材料が調べられることがわかりました。

話し合いの結果、毎月配られる給食献立表のなかの「ちくわ」「ベーコン」「豚骨スープ」など、一つ一つの食材について、私自身で原材料をインターネットで調べ、食べられないものについては学校に連絡して、家から代替食をもっていくことになりました。
その他については、担任の先生が決まってから先生とと一つずつ話しをすることになり、とりあえずの方向性が決まりほっとしたことを覚えています。

 一方、病院ではアレルギー検査の結果を見ながら、少しずつ食べられるものを練習しており、4月入学前の段階で卵・牛乳は完全除去、小麦・大豆は調味料はOK、ごまは何グラムまでOK…などと、細かく決めて頂きました(検査の結果や体調によって、その都度変化しますが)。私もその紙を見ながら献立表と向き合えたのでありがたかったです。

 

学校とのコミュニケーション

入学式の後、担任の先生から声をかけて頂き給食開始までに話し合いの場を持ちました。学校に伝えたことは全て伝わっており、その確認ともう少し細かい給食当番のことや痒みのこと、薬のことについても話しをしました。

給食が始まってからは、毎日、連絡帳で食べられるもの・食べられないもの・代替で持っていくものについてお知らせしました。先生も初めのころは帰り道に家に寄ってくださり、電話をかけてくださったりと、気にかけてくださりとても心強かったです。

 だんだんと息子も私も学校も慣れてきて、最近では「しゃけのドリア…家から持たせます。あとはOKです。」程度の短い連絡帳で伝わるようになっています。

いつも心がけていたのは「やってもらって当たり前」ではなく、いろいろとご配慮頂いていることに感謝の気持ちを持つことです。担任の先生、給食担当の先生にお会いしたときは、いつも一声「ありがとうございます」と伝えるようにしています(もちろん本心です)。
来年度も食物アレルギーを持つ子が2人入学してくるようで、息子の1年間の経験が少しでも約に立てばいいなあと思っています。

 

除去食と給食について

まだ保育園の小さいときから、自分だけの別のものだったり家から代替食を持たせたりしていたので、「なんで自分だけ…」という否定的な感情はありませんでした。

ただ、保育園から同じ小学校に上がる子を一人もおらず、全く違う友達と一緒になるので、内心どうなるかとかなり不安でした。
そこで、息子にもう一度アレルギーついて、代替食を持っていくことについて話したのですが…、「何をいまさら」という感じでした。

代替食を持たせるときは、見た目がみんなとなるべく同じようになるように、また、量が多すぎたり少なすぎたりしないようにしています(息子は見た目はどうでもいいようです。他の子とは違うけれど自分にはこれがあるということでいいようです。そういう風に育ったのは、保育園の先生方の影響がとても大きく今でも感謝しています。)
量は、他の給食もあるので多すぎたら時間内に食べきれないようで、とくに初めて持っていくデザートの時には今でも量を確認しています。

発酵乳やチーズなどの代替食を持っていくのが難しいときは、給食のときに自分だけなくてかわいそうな思いをするかと考えて、事前に「今日の給食はみんあより一つ食べられるものが少ないから、学校から帰ってきたらスペシャルおやつ作ってあげるよ。何がいい?」と聞いて、作ってあげることにしています。

冬はシチューなど冷めてしまって味が落ちるようで、何度か言われたためサーモスなどの保湿容器(小さいサイズのものが売っています)に入れて持たせています。

 

入学後の思い出、あのときこうしていれば…などふり返って思うこと

 ビーフシチューの献立の時です。学校のビーフシチューを先に入れてしまった食器がありました。その時に担任の先生は、そのビーフシチューの食器をしっかり洗剤で洗った後で息子に渡してくれたそうです。その食器で代替食を食べたときにアレルギー症状がでました。
電話がかかってきて事情を聞いたとき「しまった!」と思いました。私も息子の食物アレルギーと付き合うまでは、そのもの自体を食べなければいい…程度の認識で、皮膚からの九州やコンタミネーションなど考えたこともありませんでした。食器を洗剤で洗ったから大丈夫と思われた先生と同じでした。

 私は食物アレルギーが日常になっていて、そういう細かいところを伝えることをしていなかったと反省しました。先生に「家では鍋や食器も別のものをつかっているのです。」とお伝えすると先生は驚かれていました。

 

その他

先生方をはじめ、周りの方々とのコミュニケーションの大切に、そして、本人の自覚の大切さを日々感じています。

小学校に入り行動範囲が広がりました。私の目の届かないところでおやつをもらったりすることも増えました。息子のアレルギーについてお友達からおうちの方に伝わっていて「これ、食べられるかな?」と私に確認をしてくれるママ友がたくさんいて嬉しい限りです。

息子自身にも「初めての食べ物を口にするときは、必ず親に確認してから」と約束していて、もらったおやつも「これ、いけるかなあと思ってもらっといた。」などと言って持って帰ってきます。

また、買い物に行くと、覚えた「卵」「乳」の文字を原材料の欄で確認してから「これ食べられる?」と聞いてくれるようになりました。

これから先、もっともっと行動範囲が広がる中で、どのように食物アレルギーと付き合っていくか、我が家の大きな課題となっています。一つ一つ模索しながら道を見つけていきたいと思っています。

 

辻安全食品の品物でお気に入りのもの

我が家に絶対なくてはならないのが「A-1ソフトマーガリン」「ノンエッグマヨさまハーフ」です。マーガリン・マヨネーズの代替はもちろんのこと、隠し味に入れたり、グラタン(風?)にかけて焦がしたり…

ベビーボールもフライの衣にしたときにコーンフレークよりも冷めたときのあじが良く、うちの必需品です。

ヨーグルスやプリンの素も代替食に利用しています。